03.12.21 年末・工具箱の整理


いよいよ年末です。だからというわけではないのですが、工具箱の整理とゴミ払いをしました。これから年末にかけて整備の予定が詰まっています。みなさん正月から“JAFの世話になるのはイヤだ”ということで修理、整備依頼が増えるんですね。工具箱もたまに中身をあらためてみると、底の方から出てくるものや、ワケのわからん折れたボルトや枯れ葉なんかも沢山出てきます。我々も1日も早く正月やすみを取るために戦闘体制を整えておくという訳です。

 


オ−ルドタイマー誌で“こんな工具箱はさけるべし”と紹介されていたこのタイプを使用しています。たしかに使い勝手は良くないのですが、スーパーカーのステッカーが物語る通り、小学校6年生のときから愛用しているのでいまさらやめられません。プロが使うには小さく、中身も右の写真のもので全てですが、ライフやNの通常整備でしたらこれだけあれば必要充分です。他に特殊工具やエア工具などはお茶野郎と共用なので工場のラックに保管しています。

極小のものは別として、ドライバー類は全て貫通タイプを使用しています。赤い柄のベッセル製は根元にスパナをかけられるので、錆びたネジが多い旧車にはとても便利です。最近はモデルチェンジしましたが、新型もまたつかいやすそうでイイ感じです。ドライバーは消耗品なので1000円弱という価格もうれしいですね。
水道レンチはもはや定番のようですね。ノーマルのプライヤーと共にTOP製です。ウインカーランプは点火タイミング調整の時に使用します。これである程度合わせておいて、最後にタイミングライトを使用します。チビてしまったグラインダーの刃はちょっとしたバリ取りなどに便利です。ペンケースの中には六角レンチなどが入っています。これは中3の時から使用しています。

3/4ラチェットは工具の花形ですね。上のKTCよりも、下の短いノンブランド品がお気に入りです。内部ギアを加工して極端に動きを軽くしています。てのひらにすっぽり入るサイズなので狭いところでは非常に活躍します。ソケットはディープまたはセミディープがお気に入りです。ただしブランドはまちまちです。サイズは8/10/12/14/17です。なかでも14ミリはこの箱の中で唯一で自慢?のスナップオンです。お守りがわりですね。
キャブ調整セットです。ライフ、Nのツインキャブにはミニライトと、先が細くちょっと長めのマイナスドライバーが必需品です。ライトはマグライトより、首の曲がるペリカンライトの方が使いやすいようです。ただしケースが弱いですね。自分のはタイラップでグルグル巻きです。緑の差し換え式スタビドライバーはライフ系シングルキャブのスロー調整の必需品です。汎用の電工ビットが使えるのでいろんなサイズに差し換えて、思わぬ場面で役に立つことがあります。

ついでに電装メンテ用BOXも確認しました。得にこれといって特別なものはありませんね。ギボシなど圧着端子類を補充する程度でおわり。ちなみにテスターリード先端は右写真のようにワニ口クリップにした方が断然使いやすいです。これは工事現場で通信配線の仕事をしていた時のアイデア。

 

電装メンテ工具箱は不燃ゴミ置き場から救出してきたビデオカメラ用のアタッシュケース。
樹脂製で軽くて丈夫でお気に入りです。


今回紹介した工具は基本的にホームセンターで揃うものばかりです。ホームセンターのノンブランド品でもよく探せば結構しっかりしたものが安価で揃えられます。自分の選択の基準はスパナやメガネなど、JISマークがついているものが選択ラインです。そのなかから製品のばらつきの具合や仕上げの状態などを見て選びます。壊れたら序々にいいモノを揃えようと思ってはいたものの、いま使っているものも全然いたまないし、使用に差しつかえがないのでこのまんまです。

さて、来年はどうなることやら。ネオライフも新展開があるかもしれません。しばらくは寒くていろんな活動が鈍りがちですが・・暖かくなってからビッグニュースがあるかもしれませんよ。それではまた。