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今回は「これはどうしたもんかね〜?」と悩んだ末の顛末などを3件程紹介します。“パーツがない、発注する時間が惜しい、クルマを預かる場所がない”など、いろんな事情で“ありもの”で対処しなくてはならないときこそ“お茶野郎、コーヒー野郎”は燃え上がってくるもんなのです。 |
まずはサブロクオーナーでもあるYくんのトライアンフです。Yくんとお茶野郎が「このグリルの顔つきがどうのこうの・・」と立ち話をしているので、オイラも「どれどれ」と見てみたら「おっ、こいつはどこかで会ったことがあるぞ」とひらめいたのです・・・ |
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ローリングストーンズの“メインストリートのならず者”というアルバムのジャケットに小さく写っているこの人でした。ちなみにオイラが「これってストーンズのジャケットの・・」と言ったとたん、お茶野郎もすぐ思い出したようですよ。インパクトあるもんね。 |
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ワイパーモーターの仕組み 写真の丸い部分がグルグル回って矢印部分に連結されているワイヤーを往復運動させる仕組みのようです。でも、この部分がジャマでカバーをかぶせると当たっちゃって回らなくなっちゃう。しかも遠い方のアームが動かない状態です。 |
ケースの形状にヒントがあった さんざん悩みながら「モーターとワイヤーの部品の組み合わせが合ってないんじゃないの?」と結論が出そうになったその時、ワイヤーの収まり位置はここだ!とひらめきました。するとこのV字になっている部分にもヒントがあるぞ、と。 |
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コンロッドを製作 あの部分にはこんなパーツがあるはずじゃないのか?と鉄板とボルトを溶接して急遽コネクティングロッドを造ってみました。 |
ここが正解! 合わせてみると動作もバッチリ、カバーも閉まるようになりました。V字の溝はコンロッドの逃げだったんですね。結局このパーツがなかった分だけ長さが足りなくて奥のワイパーアームまでケーブルが届いていなかったと言うワケでした。スイッチを切った時にアームが戻る位置の装置も同時に修理しました。 |
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なんだかボロボロ・・ ピックアップのMさんから「ダルマヒーターのコックの中古品はないか」との問合せを頂きましたが、あいにくウチにもありませんでしたので、ダメ元で現物を送ってもらってもらうことにしました。内部パーツを取り出してみますとパッキン類はカチカチになってしまっているので、同サイズを探して交換、ピストン部分は入手できなかったので黙認ですが、ここは外部に漏れてくるところではないので大勢に影響はありませんね。 |
なりふりかまわずで パッキンは交換したものの、ツメでステーにガッチリかしめてやらないとパッキンの密着が得られず漏れが発生します。が、ツメが半数折れちゃってるので、どうしようかと悩んだ末、ワッシャーに穴を開けてステンのワイヤーで引っ張り上げて固定してみました。中に水を少量入れて口で思いっきり吹いてみましたが外部への漏れはなさそうです。これは実際に取り付けた時の結果報告待ちです。はい、デッチあげ完了! |
「いらっしゃいませ〜、」 |
今年も残すところあとひと月となってしまいました。1年が早いね〜。次回は毎年恒例のジャンクパーツカレンダーの予定で〜す。 |
デッチあげ野郎どもが往く おわり |