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さて、ようやく最終回です。車検も取得し、公道再デビューも果たしました。残すは少々のマイナートラブルと、今回レポートする純正タイプのラジオ取り付けですが、少々手間の必要な作業でした。それでは張り切って参りましょう! |
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パネルが切り取られてる! 本来ラジオが組み込まれている場所には、後付けのカセットデッキが取り付けられていて、パネルが大きく切り取られていました。これでは雰囲気が良くないので、「純正タイプのラジオをなんとか取り付けて欲しい」との依頼でした。もちろん、完璧にパネルを再生というわけではなく、「それっぽければいいですよ」とのことなので、できるだけやってみましょう。 |
送られてきたラジオ オーナーが入手したラジオが送られてきましたが、配線が根元でカットされているジャンク扱いの品です。とりあえず残った配線を取り外してハンダで新しい線を再結線して通電チェックしてみることにしました。配線は黄色がアクセサリーONの+12V、灰色の2つの線はスピーカーへ、マイナスはボディアースです。 |
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通電チェック まずはヒューズが飛んでいましたので交換し、通電してみるときちんと音が出ました。また、パネル照明の電球(矢印)が切れていましたのでこれも交換しました。これでラジオ本体が使えるメドが立ちましたので、次なる作業に突入です。 |
パネル製作 ラジオはダッシュボード本体のパネル部分とボリューム、チューニングのツマミを共締めで取り付けますが、パネルが切り取られている為、アルミ版で製作することにしました。まずは本体を採寸しながら厚紙に方眼紙を張り付けた台紙を使って型紙を製作します。 |
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完全固着していたスペアタイヤのブラケットも製作 |
これにてようやく一通りの作業が終了しました。オーナーは車両を預かった時には長野県在住でしたが、作業の間に福岡県に転勤になってしまったので、最終的にえらく遠いところから取りに来て頂きました。このクルマはキャブのバタフライ付近と負圧ピストンの磨耗が酷く、別のキャブを調達するまでの間はアイドルにちょっと不安もありますが、東京〜長野〜大阪と自走して、大阪からフェリーで福岡へ上陸したようです。その後もまた別のトラブルに見舞われてしまったようですが、電話で相談を受けながらご自分で作業して乗られているようです。これからもがんばりましょう、遠いところありがとうございました。 |
いろいろやっちゃいましょう・その4<水色ステップバン> おわり |