07.12.8 状態不明!ゴールはどこに?・その3<バモスホンダ>



ウマに乗って空中浮遊



前回でようやくエンジン機関が終了したのですっかり気分もノリノリで、一気に車検取得に向けてブレーキ周りの作業にとりかかります。それにしてもウマに載せて下回りを軽く覗いてみただけでも状態の悪さが伺えますね。それでもなんのその、こちとらノッてるもんですから、「なにがあってもど〜んと来い!」みたいな気分でどんどん開けちゃいます。




ほぼ予想どおり

ピストンを抜く

まず、固着したブレーキドラムを外すだけでも一苦労でした。内部は案の定、腐蝕とホコリでひどいもんです。シリンダーに固着してしまったピストンはガッチリくっついていてびくともしません。ムリに外そうとしてシリンダーに傷をつけると代わりがないので慎重に作業します。

シューも台座ごとダメ

ブレーキシューは台座のサビがひどいとサビに持ち上げられてライニングが剥がれてしまうこともあるので、厚みが残っていても年代モノの場合は張り替えた方が無難です。また、台座の歪みもありました(矢印)ドラムを外す時にアジャスターを緩めておかないと、このように曲がってしまうことがありますので作業前に緩めておきます。


内部はサビサビ

どこもかしこもサビサビ

ブレーキ内部はシリンダー、ピストン、ドラムに至るまで徹底的な錆び落しが必要です。ピストンに取り付けるカップは新品に交換。エア抜き用のブリーダーニップルも中をつついて貫通させておかないとエア抜きの時に苦労します。ブレーキドラムはライニングのあたる面を徹底的に研磨してツルツルにしておきます。今後放置しなければ普段の使用によりサビはほとんど発生しないはずですね。


シリンダー本体も

シリンダーの動きも確認

フロントのシリンダーはピストンはもちろんのこと、シリンダー自体もバックプレートに固着していました。シリンダーはスムーズにスライドしなくてはいけませんので、バックプレート後ろのクリップを外してゴミやサビを取り除いておきます。シリンダー内壁もきれいに整えて、研磨したピストンと新品カップ、張り替えたライニングでしっかりリフレッシュしました。




当然マスターシリンダーも分解

ブレーキマスターの分解

マスターシリンダーの分解は、通常一番手前のスナップリングを外すとバネの力でピストンが出てきますが、コイツは内部の固着が激しくピクリとも動きません。そんな時に不用意に押し込んでしまうとさらに事態が悪化することがありますので、(もちろん押し込まざるを得ない場合もありますが・・)あわてず根気よく最良の方法を考えながら作業し、なんとか取り出せました。

ペダルのシャフト

マスターシリンダーを外したついでに、せっかくなのでペダルブラケット内のシャフトも取り外してサビを落としてグリスアップしておきます。これによって各ペダルの動きがスムーズになります。というより、半固着状態でした。それにしてもバラせばバラす程、黙認できないところばかりで、時間と日にちだけがどんどん過ぎていってしまいますね。



これで大体終わったように見えますが・・



ペダルブラケット部分のアンダーカバーを外しただけで
こんなに軽量化(?)できました。(大丈夫かよ!?)

さてさて、いよいよここまで作業が進みました。あとは電装関係を確認して車検準備だ!と、思ったのも束の間、ブレーキのエア抜き中にまたしても事件が勃発したのです。そして電装周りはなぜかワイパー以外は全て不動。「一体どうなってんのよ〜!」ノリノリ気分もすっかりションボリ・・う〜ん、明日は半日休んで昼まで寝て鋭気を養い「またやっちゃうよ〜」と気分もあらたに立ち向かうことにしたのでした。


状態不明!ゴールはどこに?・その3<バモスホンダ>
このネタであと2回くらいはひっぱれるよ・・その4につづく