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ようやく太陽の下に・・ |
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スペア用ホイールの修理 |
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テストを兼ねて長距離ドライブ |
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「またまたステーターかよ〜、」 早速、工場でオーナー立ち会いのもと、ダイナモ周りを順番に開けていきますとすでに電気焦げのニオイがします。もちろんブラシは新品ですので問題ありません。おそるおそる導通を当たってみますと、ステーターがパンクしているようです。これでは今日の納車は不可能です。「申し訳ないんですが・・」とオーナーには電車で帰宅して頂いて、修理後に後日陸送で送ることとなりました。(この写真については右のマスで解説) |
ステーター不良の原因 ステーターがパンクした原因は、ブラシホルダー下の絶縁の為のベークライトの板がグラグラになってしまい、リベットがアースに落ちてしまった為です。(左写真の丸印)幸いにもローターは無事だったようです。オーナーを迎えに行く時には普通にエンジンがかかって走れたわけなので、納車後じゃなくてホントによかったですけど、中古部品はコワいですね〜。ステーターは中古も使い果たしてしまったので、オイラの師匠にお願いして貴重な在庫を譲って頂きました。これにはホント助けられました。ありがとうございます! |
突貫作業 |
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2台同時にエンジン降ろし 調達したステーターはもちろん良品なのですが、中古の怖さを思い知らされたので、念には念を入れて毎日のように動かしている社用のTNのものを移植することにしました。これなら間違いないはずです。社用TNには師匠ご提供のものを積んでやります。一人では気分もメゲそうなので、家具職人のにょけいさんに仕事が終わった夜から手伝ってもらい、深夜までごそごそと作業をしたのでした。ありがとう! |
作業終了〜! もちろん結果は上々、無事に復活しました。部品が入れ替わったTNもバッチリ動いて一安心。その後も納車までの間ちょくちょく乗って動かしておきました。「さすがにもう大丈夫だろう」と、思う反面「今度は何が起こるんだ?」という心配もありましたが、無事に陸送にて納車されていきました。コイツが終わる頃にはもう一台、車検の黄色バモスも入ってきました。 |
「ようやくゴ〜ル!」 |
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「これでもか」というくらい、いろいろありましたが、なんとか納車することができてホッとしました。工場一番奥のスペースは“やっかいものの定位置”になっていて、長らくそこに鎮座していたわけですが、引っ張りだして作業をしてはまた元の位置に戻すを繰り返していたわけです。他の作業もやらないと家賃が払えなくなってしまうので、このような大物作業はどうしても時間を頂かなくてはなりません。それにしても長い間待っていてくれたオーナーや、パーツを快く提供して下さった師匠、お手伝い下さった皆様に感謝致します。 |
状態不明!ゴールはどこに?・最終回<バモスホンダ> ようやくおわり |