第7回『昭和のコップたち』14.12.3


「オレってコップが好きみたいです」

もともと4個あったんですけどね

自分では気がついてなかったんですが、コップの類いが好きみたいです。こないだじゃまになったコップやマグカップを古道具屋に持っていって、そこにあった違うコップを買ってきちゃいましたから・・お店のオバさんにつっこまれて気がつきました。

上の写真のような昭和デザインのコップになぜか惹かれちゃうようです。ノスタルジーかな?これは3個と1個で別々のお店で買ったものです、すごい偶然。赤もあったんですけど割れちゃいました。へんてこなデザインですが涼しげで麦茶がよく似合います。こないだまで工場で使ってました。




カットが美しいグラス

これも涼しげ、そして重厚

は昭和のデパートの地下のパーラーを連想させるデザインのグラスです。写真ではコーラを注いでいますが、ほんとだったらジューサーで挽いたミックスジュースなんかを入れたいところですね。大きさのわりに分厚いので注げる量は見た目よりかなり少ないです。凹みの曲線がとっても凝っているカッコいいデザインです。昭和モダンの建物の玄関の明かり取り窓などでもこんな雰囲気のものがあったような気がします。

は小振りなビールジョッキです。たぶん200ccくらい。底の部分に厚みがあって安定感が抜群。取っ手もついてるし、少々酔っぱらっちゃっても粗相しにくいようになってるんですかね。機能的にもデザイン的にもとってもバランスのいいジョッキです。



『強化アデレックス?』

小振りなグラス

高さ10センチくらい、非常に小振りなレトログラスです。強化アデレックスっていうのがよくわからないんですが、おそらく強度を高めるための加工でしょうね。淵の厚みや彫刻刀で削ったかのような縦のラインも見ていてほれぼれしてしまう美しいグラスです。なんとなく使いあぐねていて、いまのところしまい込んであります。



『昔のコーヒーカップ』

耐熱のアンバーガラス

いかにも昭和の喫茶店という感じの琥珀色の耐熱強化ガラスのコーヒーセットです。底の部分のボツボツが上から見るとキレイなんです。このころって強化ガラス大流行りでしたよね。ガラステーブルとか電子レンジのお皿とか。これは最近まで工場で使っていましたが、せっかく温かいコーヒーなのにひんやりとした印象なのでやめちゃいました。



『いま工場ではこれ』

器はたまに入れ替えたりします

(左写真)上記アンバーのコーヒーカップをやめて、いまホット用はコレ、ちょっと小さめの花柄湯のみです。この安っぽい感じが昔の旅館みたいですね

(右写真)アイス用は明治の販促物のコップです。昭和の家では洗面所で使われていたみたいなイメージですね。絵柄がかわいくて気に入ってます。MILKはわかるんですが、パイゲンCっていうのが記憶にないんです。オロナミンCみたいなやつかな?





『コップじゃないんだけど・・・』


古道具屋でひとめぼれで買った業務用だと思われる直径23cmの小振りなフライパンは、肉厚な本体と独特なフタの形状が気に入ってます。これはまさにホットケーキ専用に作られたかのような逸品です。料理はほとんどしないのですが、ホットケーキはしょっちゅう作ります。丁度いい大きさでふっくら焼き上がります、一生モノです。



「気に入って長いこと使えるもの」でチョイスすると
結局は昭和のモノに行きあったちゃいます
それがいいんだがなんだか、よくわかりませ〜ん

それではまた!


<第7回『昭和のコップたち』>おわ