N360ツインキャブ用
エアフィルターアダプターキット
取り付けマニュアル
(N360/LN360/空冷Zなど)


パーツの交換、脱着、分解、装着、
誤った使用法や誤った取り付け、その他の要因により、
車両の不調、故障をきたす、または
ケガ、死亡などの重大な事態に発展する可能性があります
交換作業はくれぐれもご自身の責任において行い、
いかなる事故、事例の場合もこちらでは責任を負うことはできません
特にエンジン機関、足周りなど機構部分については
自動車整備の技術、知識が必要となります
ご使用の場合は以上をご了承いただいたものと致します




取り付けはかんたん

パーツの内容

エアフィルター、ベースプレート、取り付けステーA、ステーB、取り付けビス2本、ナット4個、ブローバイリターン用ホース

取り付けの注意

ベースプレートとフィルターをステーで挟んでネジを締め込むわけですが、強く締めすぎると全体が変形してしまうので、フィルター本体が動かなくなる程度まで締め込んだらナットでステー両側からロックしてください

 





フィルターと干渉する場合

フィルターとのフィッティング

N360のキャブレターには写真矢印の金網がついていますが、フィルターと干渉する場合は取り外してください

加工が必要な場合があります

キャブレター後ろ部分です。下のタイプは無加工で取り付けできますが、上のタイプはなぜか矢印の部分の肉が厚いのでエレメントの内側と微妙に干渉します(このタイプはたぶん空冷Z用だと思う)その場合、このパーツかフィルターの内側を削り落として対処してください

 





車検に対応させるには

ブローバイホースの処理

車検に対応させるためにはヘッドカバーから出ているブローバイホースの排出ガスをエアクリーナーに戻さなくてはなりません。ホースはエアクリーナーの方向へ向いていれば良いのでステー下のホースガイドリングを使用してホースを取り付けてください。簡易的ですがこれでオッケーなはずです

 





オイルキャッチタンクなど

ステー下リングの役割

このリングはホースのガイドであると同時に、キャブレター本体が垂れてくることを防止する役割もあります。ゴム板等を挟み込んで振動を吸収させてください

オイルキャッチタンクの取り付け

上記のようにブローバイガスを直接エアクリーナ付近に排出するとオイル混じりの水で非常に汚れますので、それを避けたい場合はオイルキャッチタンク(ドレンセパレーター)を取り付けると良いでしょう。写真はキャッチタンクを取り付けた場合の一例です。タンクの位置やホースの取り回しなどお好みで工夫してみてください

 




 

全体のチェック

取り付けが完了したら全体をもう一度チェックします。取り付け時にキャブレターの吸い込み口からゴミなど入らないよう気をつけましょう

できるだけシンプルな部品構成になるように設計したので取り付けはそんなに難しくないと思います。ぜひともトライしてみてください!