@つぎからつぎへと壊れるね〜 05.8.10記
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あまりにも暑くて機械もまいってしまうのか?。最近、次から次へと持ち物に不具合が発生します。写真のサイバーショット(デジカメ)はレンズが引っ込まなくなってしまいました。発売当時からクレームが多発し悪い評判だらけでしたが、とにかくルックスに一目惚れして無理して中古で購入し、工場などでも油まみれの手でかなりハードに使っていたのでソニー製品のわりには5年間もよく保った方かも。最近のデジカメは小さくて写りも素晴らしく良いので、コイツももはや時代遅れの感は否めませんね。いよいよIXYかLUMIXに買い換えを考えていた矢先でしたので“いいきっかけか?”とも思ったのですが、レンズが引っ込まないことを除けば普通に使えちゃいます。う〜ん、困った。完全に動作しなくなればあきらめもつきますが・・ということでダメで元々、ばらしてみましょう。 |
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それにしてもよくこの中に収まってるね。 バッテリーやレンズの大きさがこれだけありますから、全てのパーツ類がよくこの中に収まってるな、と感心ものです。昔と違って抵抗やコンデンサも米粒より小さいチップになったおかげでしょうか?ICとかも発熱しづらくなってるのかな?さすがソニ−という感じです。でも最近のモデルは各社共にもっと小さくて薄いもんね〜、スゴイね。 |
なんか原因らしき部分が・・ レンズが引っ込まないということはメカ部分の不具合ですね。この状態でバッテリーを入れて動作を確認してみますと、レンズ胴体部分のガイドの位置(矢印付近)がどう考えてもデタラメで、モーターとギアが唸っちゃってます。先日落っことしたのが原因でレールから脱落しちゃったんですね。よく観察して“ここだろ”という部分のレールにガイドを載せ変えてみました。 |
というわけで、なんとか直りました。動作、機能共に全く正常です。メカ部分ならなんとかなることもありますが、電子回路などが壊れちゃったらその時点でご臨終でしたね。せっかく新しいのを買う口実になるかと思ったのでちょっと?な気分です。上の3枚の写真は携帯電話のカメラで撮ったんですが、このデジカメと同じくらいきれいに撮れちゃうんですね。なんだか直って嬉しいんだかよくわかりませんが改めて眺めてみるとやっぱり初期のサイバーショットはカッコいいですね〜。せっかくなのでもうしばらくはこいつのお世話になることになりそうです。 |
<我が家のオートマシャリ−がこわれた〜> ある夜、コンビニから出てきて「さてエンジン始動」と思ったらタイヤがロックしちゃってます。エンジン停止状態で前にはなんとか押せるけど後ろには全く転がりません。どうやらミッションが1速に入りっぱなしのようでニュートラルに落ちてない模様です。仕方がないのでイグニッションをONにして押しがけで発進しました。自動3段変速の具合は問題無しです。とりあえずは走行可能ですが、信号などで停止できません。1速までしかギアが落ちないので、なんとかタイヤを回し続けていないとエンストしてしまうのです。この状態で次の朝、なんとか工場まで乗っていきました。 |
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開けてみないとしょうがないね クラッチ付近のケース外側をプラハンでガンガン叩いてみましたが直るはずもなく、仕方がないのでオイルを抜いて開けてみました。自動変速のクラッチあたりをめざして順番に開けてみますと1速の部分がご覧のありさまでした。このオートマはスクーターのようにプーリー無段変速ではなく、自動車のオートマチックミッションのごとく遊星ギアを使った3段切替えという仕組みになっています。ただし、変速の切替えは油圧ではなく遠心力ですね。エンジン回転の遠心力でバネの部分が外へ広がって3組のクラッチライニングを外側のフライホイールに押し付けて動力を伝える仕組みです。原因は弾けたバネが噛み込んでクラッチが離れなくなってしまったんですね。 |
強化スプリング? 不具合が出たのは1本だけのように見えますが、よく見ると他の2本もフックの部分がデロ〜ッとしちゃってます。(左の3本)わざわざパーツを発注するのも面倒だし、何より帰りの徒歩がイヤなのでホンダのカブ系のブレーキシュー用スプリング(右の3本)で代用してみることにしました。“自分のだし、これでいいや”ということで実験的に採用決定です。ブレーキ用のパーツなので耐久性もあるでしょうし、バネレートもオリジナルより強いようなので、1速でもっと目一杯引っぱれるかな、とワクワクしてきました。が、かんちがい! |
でもよく考えてみたら、1速はある程度低い回転でつながってくれないとスタートの時に回転を上げ気味にしないとないと発進できなくなっちゃうのか・・・と組み直しながら不安がよぎります。回転を目一杯上げて引っ張るセッテイングなら2、3速のバネを強くしなくちゃいけないんだったね。と思いながら、組み上がったので走ってみました。「な〜んだ、元となんにも変わんないじゃん」と全く問題なく解決という結果で拍子抜けでした。しかしあの弾けたスプリングすごかったね〜、元々50ccのところ85ccにパワーアップしているのでの負担が大きかったんですかね〜。調べてみたら50cc用と70cc用でバネの部番が違うようですね。 |
<ビデオデッキがこわれた〜> 息子の同級生のお母さんが「娘がビデオテープを無理矢理入れたら出てこなくなっちゃったんだけど、なんとかしてくれない?」と相談してきました。「じゃあ、ウチのかみさんが仕事で居ない日にオレの飯を用意してくれたら行くよ」ということで交渉成立、先日ドライバーを持って行ってきました。無事にテープは取りだせましたが、デッキ自体はローディング部分がメチャメチャで修理はあきらめです。ビデオデッキの寿命と言っていいものなのか、最終的にはローディング機構の不具合で買い替えというパターンが多いですね。すご〜く複雑な仕組みになっているので仕方がないかもね。飯もたらふくご馳走になったし「じゃあ、処分しとくよ」ということでデッキは持って帰ってきました。 |
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デッキを分別していたら 普通の家庭ゴミで出す為にプラスチック、鉄板、基盤などと分解していたらいつのまにかこんなことになってきました。かみさんが「デンキの部品でロボットでもつくってみたら」などと言うのでなんとなくイタズラしはじめたら、だんだん本気になってきたのです。 |
??? ビデオデッキの家の子、ウチの息子、空手道場の仲間の子の分と4体ほど作ってみました。それぞれにちょっとづつ違いをつけてあります。壊れたからってただ捨てちゃうのもなんですよね〜。 |
首尾よく直ったもの、そうでないもの、様々ですが、捨てる前に一度は開けてみたい性分のようです。普段からこのような練習問題をこなしてクルマの仕事に役立つといいな、と思っています。 |