作業椅子のインチキはりかえ 06.7.1記
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『金参万園頂きます』って・・このあたりには西武園遊園地や梨園があったりするから“土地を差し出して謝罪しろ”ということなんでしょうか?参万円払うのもイヤだけど三万個も園をとられちゃうのもかなりキビシイ罰則だな〜。というか普通書き直すよね。気がついてないってことは・・・たぶんないよね・・ |
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モトコンポ作業椅子をはりかえる |
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コーヒー野郎の過去 意外と思われる方がほとんどだと思いますが、ワタクシは服飾デザインの学校を卒業しています。ひとクラス50人、うち男子が6人という学生時代は、実習課題でワンピースやスカートからコートやスーツまで丸2年間、せっせと製作しておりました。しかし芸術センスがないので成績は自慢できるものではありませんでしたけど。ただ、教室のミシンのメンテには定評がありましたよ。というわけで最終学歴はなぜか“女子短大卒の扱い”ということになっているみたいです。もちろん履歴書とかには書いたことないですけどね。 |
型をとる 型紙はシート座面の一枚のみ。フリーハンドで新聞紙を切り取って、中央付近から二つ折りにして角のアールを切り取ります。縫いしろ部分は考えずに完成サイズでOKです。 |
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ケガキも最小限 型をレザーに写し取ります。その後、写真のような定規を使って外側に1センチの縫いしろ分を書いていきます。ところどころアバウトでもお構いなし。ケガキ線は当時購買部で購入した“チャコナー”という道具で、普通のチャコと違って、いちいち削ったりしなくてもシャープな線が引ける優れもんです。 |
構成パーツはこれだけ サイドの部分はスポンジの外周をメジャーで寸法を測って帯状のわっかを作ります。本当はこの時点で座面の出来上がり寸法のケガキとつじつまがあっていなければいけませんが、確認さえ省略です。座面を縦に半分に折って中心に印をつけるだけで、誤差は縫いながら合わせてしまおうという楽観的計画です。 |
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ミシン登場 最近の家庭用ミシンは値段はバカ安ですが、十分使用に耐える優れもんです、厚モノ縫いもできるし、糸調子のセッテイングさえ不要ですし、第一使いやすいですね、工業用ミシンはオールドタイマー誌の佐野さんくらいのウデと使用頻度ならば“工業用ならでは”というスピードとあいまって相当の実力を発揮できますが、学生時代に工業用ミシンを買ったら、どデカイは、音と振動はものすごいはで、とてもアパートでは使えませんでした。というわけで、すぐにふる〜い小さな足踏みミシンに買い替えてしまいました。 |
とにかく強引に縫い合わせる 中心ポイントを合わせて走り出したら、仮縫いはおろか、マチ針さえ打たずに強引に縫っていきます。アールの部分は2枚あわせて上に引き抜くようにしてどんどん縫ってしまいます。この状態で皮は完成です。完成したらアール部分に少し切り込みを入れてひっくり返します。 |
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あると便利なガンタッカー いよいよベースにかぶせてみます。計画通り少し小さめの出来上がりなので押し込む感じでかぶせたらガンタッカーでバンバン止めてしまいます。若い頃にビリヤード台の組み立ての仕事で、イヤというほどラシャ張りをしていたので、引っ張りながらぴったり張るのは得意です。 |
目標通り30分で完成。 完成はしたものの、写真でもわかっちゃうくらいヒドイ出来です。アールはでこぼこ、糸がつれちゃってるところもあるし・・どうぜ作業椅子だからこんなんで十分ですけど。今度機会があったらもう少し真面目に取り組んでみようかな? |